企業戦略の裏側を知る!

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ブランドイメージで損する企業得する企業

あえて不便さを取り入れる企業ブランド戦略

マーケティングでは時に「顧客のニーズにこたえない」ことも重要であり、そのバランスを見きわめられる企業だけが最終的に支持されるのです。
ヒットしたゲームは、どこかに必ず不便なところを遺していると言われています。
特定の場所でしかセーブできなかったり、一度に運べるアイテムの数がかぎられていたりと、少しだけ遊ぶ側にとって不便なシステムにすることによって「先をのぞいてみたい」というユーザー心理をくすぐることができ、ヒットにつながるのだそうです。
飲食業界でも、たとえば老舗の寿司屋などは、顧客ニーズを完璧にとらえているわけではありません。
注文を最後まで店主にきめられて、好きなネタを頼めないお店すらあります。
この手の寿司屋がむしろコアな客層を維持しているのは、味以上の付加価値がそこにあるからです。
顧客ニーズを上まわるだけの付加価値を提供できれば、それが企業ブランドとして定着していくのです。

不祥事でつぶれる企業と復活する企業

ニュースでは度々、企業の不祥事が大きく取り沙汰されます。
知名度の高い一流企業であればあるほどニュースとしてのインパクトが強まり、ユーザーの記憶に長くとどまることになります。

不祥事は企業にとってマイナスなイベントであるはずですが、すべての企業が不祥事の後にユーザーから見放されるわけではありません。

不祥事を乗り切れる企業とそうでない企業の決定的な違いは、「謝罪力」です。
トップ企業はもれなく、「謝罪力」に長けています。
みずからの非をシンプルに認めるだけでなく、不祥事を受けてどのように改革するかという明確なビジョンを打ち出し、そのひとつひとつを短期間で実行していきます。
有言実行の姿勢を貫く勇気があるからこそ、トップ企業はたとえ一時的にブランドイメージを落としたとしてもすぐに復活できるのです。


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